東京パラリンピックのマラソンコースで3回通過した「神保町交差点」。「神保町」の名前の由来は、江戸時代、旗本の神保長治の広大な屋敷があり、その前の小路が「神保小路」と呼ばれていたためと言われています。明治になり、この近辺に多くの学校が設立されたため、学生や研究者が読む新刊・古書の書店が集まり「本の街・神保町」が始まりました。関東大震災の復興道路として靖国通りが完成した時に「神保町交差点」が誕生、その後、都電の水道橋線と九段線が交差する駅になりました。現在、神保町駅は都営三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線が乗り入れるターミナルになっています。